平成29年度活動報告①――春ゼミ、プレゼミ

2017年06月11日 22:00

小野寺です。


ご挨拶が大変遅れてしまいましたが、今年度ことば実践研究会のゼミ長を務めさせていただくこととなりました。至らない点も多くあると思いますが、多くの方々の支えと共に5年という節目を迎えたことば実践研究会をより活発にしていきたいと考えております。何卒よろしくお願い致します。


今回は簡単にではありますが、今年度の方針の報告を兼ねながら、この2か月の動向を振り返りたいと思います。



まず4月3日(月)に、平成29年度の最初の活動として春ゼミを行いました。新3年生3人の仮発表・新年度ミーティング・プレゼミに向けた仮発表と、第1回からかなり盛りだくさんの内容でした。


新年度ミーティングでは、運営代を中心に考えた今年度の方針について全体で共有しました。今年度は、司会制度や議論におけるグループ形式の導入等を通して、これまで以上に積極的な議論や発言がなされるゼミを目指して活動していきたいと考えております。また、学年・研究分野を問わず相互に刺激し合うこと、自分の興味や疑問を大切にすることも重視したい点です。


上記の事項を達成するためには、各ゼミ員のゼミへの参加意識やモチベーションの持ちようが鍵となります。一人ひとりがこれらのことを意識しながらゼミに臨んでいけるよう、ゼミ全体で取り組んでいければと思います。


プレゼミに向けた仮発表では、まず運営代での共有の問題が浮き彫りとなる結果となりました。このことを受けて、春ゼミ後運営代で話し合いを重ねましたので、得られた反省は今後のゼミ運営に活かしていきます(プレゼミに関しては下記で詳しくお伝えします)。



盛りだくさんの内容だったこともあり、春ゼミは朝から夕方まで。

そんなハードスケジュールの合間のお昼の時間には、白勢先生のご提案により、学内のウッドデッキにてランチパーティーを開催しました。

頭を使ってお腹が空いたのか、食欲を全開にしつつ(笑)日常のことから研究のことまで様々な話を交わし、有意義な交流の時間を過ごしました。



続いて、春ゼミでの反省を踏まえ各班準備を重ねたプレゼミについてです。


プレゼミでは昨年度の形式を踏襲し、理論言語学・社会言語学・対照言語学の3班に分かれて発表を行いました。4月から5月初めにかけて、1週で1班ずつ言語学の分野を紹介するという流れです。どの班もそれぞれ春ゼミでの反省を踏まえており、言語学の面白さが伝わる発表だったと思います。ゼミ員の協力のもと、全員の研究を記載した研究紹介のレジュメも作成したことも印象に残っています。


また4年生の方々には、研究の実態を新入生に知ってもらうべくご自身の研究を詳しく紹介していただき、議論の時間も設けることができました。お忙しい中でお力を貸していただきましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました!


そしてあっという間に5月になり、新歓コンパを開催。新たに4人の1年生を迎えることとなりました。


恐れることなく議論に参加してほしいなと思っています。これは学年問わず言えることなのですが。

現在は3年生が発表する時期で、各回活発な議論が重ねられています。


ゼミ員の数だけ考えがあると思います。考えることを惜しまず議論や発言をして、個人でもゼミ全体でも成長できるような場になるよう、全員で取り組んでいきたいとこの2か月を過ごして思いました。



ざっとではありますが、ここ2か月を振り返ってきました。

今年度も発表報告を中心にブログの更新を行っていく予定ですのでぜひご覧ください。また、夏合宿や納会などの行事も予定しております。白勢先生をはじめ、多くの方々から助言やアドバイスをいただければ幸いです。



小野寺