10/24,11/7 長谷川亮太 レビュー 「やわらげ」について 文章理解における一貫性の把握

2017年01月17日 12:16

秋学期の発表では知識や理解を深めるという方針で 婉曲表現における「やわらげ」の機能 と 文章理解における「一貫性」の把握 について発表致しました。

婉曲表現においてはそもそもの根底からの理解が足りず、何をもって婉曲表現とするのか。その判断基準や実際に婉曲としての表現であっても「やわらげ」の機能を有していないのではないか。など様々な点で疑問が残る形になってしまいました。得られたものとしては定義や基準をしっかりと設けることの必要さ、多くの論文をあたり批判的にみれるだけの知識を有しておく。ことだと実感致しました。


文章理解における一貫性の把握についてはフロアで発表時に論文と同じ調査をさせていただき、より具体的に問題点を浮かび上がらせることが出来たのではないかと思います。論文を読んでいて、ここではこういうことが起きてしまうのではないか。などの懸念はありますが、それが実際に起きるかどうかはやってみないと分からないため、実際に調査することの役割の大きさを感じました。やはり論文の不十分なところを指摘しても、〇〇な可能性がある。というだけで終わってしまい、そのようなことが起きないこともあると思います。けれども実際に調査することでいらない心配だったのか、調査方法を変えねばならぬようなものなのか、これが分かることは大きいと思います。そして調査方法のどの部分をどう変えれば良いのか。というものもご指摘いただき、このようなものの調査に限らず使える汎用性の高いものもご教授いただいたため、とても身になる発表となりました。

今後は自分の研究するベクトルをしっかりと定めるためにも、より多くのことを知り、より多くのことを学び、興味ある分野に積極的に関わっていきたいです。




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