11/6,11/20(月)発表 齊藤【レビュー】米澤美沙(2013)『動作に伴うかけ声の分析』

2017年11月23日 19:25

更新遅くなりすみません。齊藤です。

1回目発表では、動作に伴うかけ声について調査を行っている論文を取り上げました。かけ声が役割語の機能を果たしているということをこの論文から学びました。調査を行うにあたってどのようなことに注意するか、場面設定は適切か、などをフロアの皆さんと議論しました。

2回目発表では、A類国語科の1年生男女2名ずつ、計4名にアンケート調査を行った結果を報告しました。

自身が日常生活の動作に伴ってどのような声を発するか、また、その声を発した目的を問いました。12個の場面を示し、どのような声を発するかを1つ記入してもらいました。また、記入したものをどのような目的で使用するかを選択肢の中から1つ選んで〇を付けてもらいました。(その他を選択した場合はカッコ内に記入してもらいました。)今回調査に協力してくれた4人が、実際にその状況で同じように声を発するのかを見てみたいです。そのためには、ロールプレイや録音を使った調査が必要になってくると思いました。また、他学科の人や20歳以上の人など多くの人に調査をしてみたいとも思っています。一回目発表で「調査をして、結果を音声学的に分析したい」と述べたが、現時点では、まず多くのデータを集めることを優先しようと考えています。